国立筑波大附属高校へ進学

その他の合格校
開成高校 慶應志木高校 立教新座高校 川越東高校
合格

ゆう 海誠くん

超難関コースで学ぶ意欲を高め、国立筑波大附属高校に合格

勉強へ高い意欲を持つ仲間と学びたい

勉強が楽しいと思える。そのことで自然と勉強量が増え、成績を上げていった生徒がたくさんいます。尤海誠くんもその一人です。尤くんが入塾したのは、中1の冬頃。当時も学年順位が20位前後で決して悪いとは思いませんでしたが、英語の成績が伸び悩み、もっと成績を上げたいという気持ちで通塾を決めました。とても明るく、伸び伸びとした雰囲気や授業の様子も自分に合っているように思えました。
入塾後は、すぐに塾の雰囲気に慣れて頭角を現した尤くん。次第に学年順位も上がっていきました。そして、中3になると学年1位と取ることが当たり前になっていました。
「塾で受けた数学の授業がとても面白く、学校で勉強していても塾に行くのが待ち遠しくなるほどでした。今まで、勉強は授業内容を理解しマスターする程度でしたが、“考える楽しさ”を気づかせてくれました」と振り返る尤くん。特に数学はますます面白くなり、教わった以外の解き方を見つけ、その解法が正解かを金澤校長に確認することも増えてきました。
そういった中、金澤校長から勧められて自身も関心が高まっていた超難関コース受講。そのコース名の通り、超難関校に合格したいと思っていたのが大きな理由ですが、自分と同じように勉強することに高い意欲を持つ仲間たちと学び、良い刺激を受けたいという気持ちも強くありました。

さらなる高みを目指して志望校を決めた

最初は課題の量が多く、授業に慣れるのに精いっぱいだった尤くん。やがて、リーダーとしてチームをまとめ、ミーティングでは学習の進捗状況や勉強の仕方なども共有しあう中で、打ち解けて話ができる仲間も増えていきました。
「その中で志望校合格に対する強い意志を持つメンバーが多いことがわかってきました。私自身も超難関校に行きたいという気持ちはありましたが、目標を立て、そのために決めた勉強量は必ずやり遂げるという信念を持つ仲間からも影響を受け、夏休みから2学期にかけて筑波大附属高校にチャレンジしてみようという気持ちが次第に強まりました」
尤くんが筑波大附属高校を受けてみようと思った理由は、授業方針や校風などに惹かれたことはもちろんですが、数ある超難関校の中でも特に難易度が高く、挑戦してみようという意欲を掻き立てられたからです。そこには現状に妥協せず、より高みを目指す超難関コースの仲間の存在がありました。また超難関コースで数学を担当する金澤校長も、「頑張ろう!尤くんなら大丈夫だ!!」と温かく励ましてくれました。
しかし、尤くんの前には1つの壁が立ち塞がっていました。それは国語の読解問題が思っていた以上に解けなかったこと。特に記述式問題に頭を悩ませました。
「でも、読解問題が苦手といって諦めませんでした。入試は受験科目の合計点で合否が決まるので、仮にその点数を10点上げるためには、弱点である国語の文章読解を補強したほうが現実的だと思い、チームの仲間の学習法も参考にしましたし、超難関コースで国語を教えていただいた栗原先生にも指導を受け、自分で解いた後に解説を読み、問題が何を求めているのかを冷静に分析する習慣をつけていきました」

続々と超難関校に合格を果たす

筑波大附属高校に加えて開成高校も志望校に加えた尤くんは、さらに勉強量を増やしていきました。この2校の受験科目は5科目であったために理科や社会も総復習していく必要があったのです。ただそのことに関して負担を感じることはほとんどありませんでした。もともと勉強自体を楽しいと感じていたことに加え、その思いは、学習意欲の高い仲間が集まる超難関コースを受講する中でさらに高まっていったからです。
「国語の読解問題が劇的に改善していくことはありませんでしたが、苦手克服のために学習を継続していきました。もちろん他の科目も同じでした。特に高得点を狙える数学は手を抜きたくはありませんでした」
その結果、冬に受けた駿台模試で全国6位を獲得した尤くん。受験勉強の仕上げにもいよいよ力が入っていきました。
「1月に超難関コースで開催された入試直前授業では、数学の予想問題なども授業で取り扱ってくれました。入試が目前に迫り緊張や不安を抱くこともありましたが、超難関校の出題傾向を細かく分析し、予想問題を解説してくれる先生方の姿に改めて力強さを感じました」
 1月後半に入り、いよいよ入試がスタート。慶應志木高校の数学では大問で1月に扱った問題が的中。そして開成高校をはじめ、私立の超難関校に次々と合格を果たしていったのです。
「2月に入り、第一志望である筑波大附属高校の入試本番を迎えました。気をつけたのは油断です。前日に開成高校合格。それ以前に幾つもの高校に合格していたため、気が緩まないようにしました。国語は最後まで不安でしたが、実際の試験では手応えを感じました。逆に得意なはずの数学で解けない問題があり、完全に合格を確信できたわけではありませんでした」
 だからこそ合格発表の日に受験番号を見つけたときは心の底から喜びを噛み締めた尤くん。今、一番行きたかった憧れの高校に通いながら、充実した日々を過ごしています。